島根県大田市にある石見銀山の遺跡の中でも,大森の町並みは昭和62年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。この選定以前,昭和49年度(1974年)には石見銀山御料大森の町並み調査が実施され,その際にまとめられた調査報告書には当時の町並みを写す写真が多数掲載されています。
この度,45年の時を経て,令和元年(2019)にこの報告書と同地点での写真を撮影し,町並みの変化を定点で確認する作業を試みました。時間の都合もあって,定点撮影ができた箇所は限られていますが,それでもこの期間にどのように町並みが変化したのか,あるいは変化していないのか,確認することができます。
電柱が地中化したのは大きな変化です。また,ごく一部の建物は取り壊されて失われたものがあるようです。その他,各民家はその規模や形式はほぼ当時のままですが,修景工事によって木造の建具に代えられるなど,より趣のある町並みに整えられている様子が伺われます。
地点1
1974年
2019年
地点2
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地点3
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地点18
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