清水谷精錬所跡

清水谷製錬所跡は明治28年(1895)から29年(1896)までの約一年半という短期間だけ操業された近代的な製錬所跡である。藤田組によって建設された大型の製錬所跡である。周囲には鉱夫住宅跡や変電所跡、選鉱場跡、トロッコ道なども残っています。当時最新式の技術で明治時期の銀生産を支えた遺跡で、当時の状況を感じることができます。

平成20・21年度発掘調査を実施し、古写真に写っている操業当時の建物跡の基礎や多量のキューペル(骨灰皿)が見つかりました。

 

清水谷製錬所跡の今の周囲の様子である。違い角度で見学すると違い体験が出てきました。遺跡正面の上方の左側に竹森があり、また階段を整備しています。植物が多いという感じがされています。上の方に登りやすくために、簡単な階段を作りました。