御石銀遺跡は仙山(せんのやま)の山頂付近にある鉱山遺跡である。16世紀末から17世紀初頭に町があったとされます。この町は銀山開発の初期に作られた町で、山頂の地表に見える銀鉱床を露頭掘り(ろとうぼり)していました。その後山腹から穴を掘る、坑道堀り(こうどうぼり)の技術が進み、人々は平地に移住し、施設や住居がそのまま残されました。その施設や住居跡である。昔鉛のことを石銀と呼んでいました。精錬には鉛が利用され、この地が製錬場所であったことから名付けられたと想像できます。
年代:16世紀末〜17世紀初頭
場所:仙山(標高537.8m)集落跡(標高470m)