銀山柵内の要所に設けられた口留番所の1つ。銀の不正持ち出しの監視や物資の課税徴収を行いました。人通りの多い大森との境界にあって最も大きな規模の番所でした。
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江戸時代、石見銀山の柵内(さくのうち)には柵を廻(めぐ)らし、その柵には街道に通じる10か所の出入り口に番所を置いていました。。番所では人の出入りを監視するとともに、商人が銀山に運び込む物資に課税(かぜい)し、徴収(ちょうしゅう)していました。10か所の番所の位置は時代によって変わりました。
口番所:
1.蔵泉寺口(ぞうせんじぐち) 2.吉迫口(よしさこぐち) 3.畑口(はたぐち) 4.坂根口(さかねぐち) 5.栃畑口(とちはたぐち) 6.荻峠口(おぎとうげぐち) 7.本谷口(ほんだにぐち) 8.水落口(みずおちぐち) 9.曽根口(そねぐち) 10.清水口(しみずぐち)